内容:「牛糞尿のバイオガス化」
日時:9月11日(金)13:30~17:00
場所:北海道大学工学部材化棟215教室
4市町村・5団体・その他一般企業などから、総勢45名のご参加をいただきました。
挨拶: 藤田事務局長
「多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。」
○プログラム
1. 総論
石井一英 氏(NPOバイオマス北海道理事、北海道大学准教授) 2. 牛糞尿のバイオガスとしての利活用(対談形式+質疑応答ディスカッション)
城石賢一 氏 (鹿追町農業振興課瓜幕バイオガスプラント建設準備室長 兼 環境保全センター係長)
町村均 氏(NPOバイオマス北海道副 理事長、町村農場代表取締役)金子孝文 氏(NPOバイオマス北海道理事、コーンズアンドカンパニーリミテッド顧問)
○内容
我が国の乳牛の50%が飼育されている北海道にとって、持続可能な酪農業の基盤作りは極めて重要な課題です。2012年に開始された再生可能電力の買取制度は牛糞尿のバイオガス化促進の大きな契機になっています。しかし、バイオガス化は、単に売電収入を期待できるだけでなく、悪臭の除去による地域環境の保全、消化液利用による耕種連携の促進、消化液固形分を敷料として利用にコスト削減等様々なメリットを酪農業にもたらし、地域経済のより健全な発展を可能にします。講義では、バイオガスプラントの運営者及びプラント製造者が、牛糞尿バイオガスのバイオガス化についての基本的な知識に加え、この様な牛糞尿のバイオガス化に自治体としてどのように関与し、地域経済の活性化につなげていけるかをその経験を交えて対談形式で分かりやすくお伝えすることとしています。